河北新聞 のニュース

「脈拍改善で、投与」 女子高生が日記に記述

 母親に劇物タリウムを摂取させたとして殺人未遂容疑で逮捕された静岡県の県立高校に通う女子生徒(16)が「入院した母親の脈拍が改善しているので、薬を投与しなければならない」という趣旨の日記を付けていたことが同県警の調べで6日、分かった。
 県警は、入院中の母親の容体が実際にどのように変わってきたかなどを調べるとともに、重要な証拠として慎重に捜査する方針。
 調べによると、女子生徒がパソコンに保存していた日記に、母親の脈拍の数値を書いた上、薬を与えなければならない、といった趣旨の記述があった。
 県警は、母親の症状が改善しているのを見た女子生徒がタリウムを与え続けたとみて調べている。