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母親に劇物、女子生徒は否認続ける

　静岡で高校の女子生徒が母親に劇物の「タリウム」を摂取させたとされる殺人未遂事件で、この女子生徒は３日も否認を続けていますが、母親には親しみを感じていない様子だということです。


　逮捕された１６歳の女子生徒は、警察の調べに対し、雑談などには応じるものの犯行に関することになると話をしたがらないということです。


　また、これまでの調べでは、女子生徒と母親の間に大きなトラブルは見つかっていないものの、母親に対しては親しみを抱いている様子はみられないということです。


　女子生徒は、地元の薬局で「タリウム」を購入し、母親の飲食物の中に数回に渡って混入したと見られていて、日記の中で母親の症状の変化を記録していました。また、部屋からは「毒殺魔」と呼ばれたイギリス人の伝記も見つかっています。


　警察では、こうした薬への興味と母親への感情がどのように事件と関係があるのか裏付けを急いでいます。
(03 日 16:48)