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母毒殺図った少女　"化学の知識スゴイ"と学校で評判

　静岡県の女子高校生（16）が、母親（47）に劇物を飲ませて殺害しようとしたとして逮捕された事件で、この少女の部屋から数種類の薬品が見つかりました。


　少女のクラスメート：「授業中に先生の質問に積極的に答える子なので、みんなも『成績が良い』とか、『あの人は物知りだな』とか。まだ学校で習っていないような化学の知識が豊富なので、すごい勉強しているんだなと」
　伊豆の国市の県立高校1年の少女が、今年8月から先月にかけ、ネズミの駆除などに使う劇物のタリウムなどを母親に飲ませていたとして、31日に殺人未遂の疑いで逮捕されました。母親は意識不明の重体です。少女は、高校では化学部に所属し、少女の部屋からは、タリウムを含む数種類の薬品などが見つかっていますが、少女は容疑を否認しています。少女が通っていた高校では1日朝、校長が会見を開き、事件への戸惑いをみせていました。
　高校の校長：「このような事件が発生し、大変、戸惑っております。薬品庫の鍵は先生が管理していますので、生徒が勝手に開けることは絶対にありません」。